結論はいつ話す?アンチ・クライマックス法

1.クライマックス法とアンチ・クライマックス法

せっかちな人は特に、「で?結論は?」とまだ説明途中に話の腰を折るかの如く割り込んできますよね?
また、逆に「ロジックを説明しろ!」という人もいたり。。。もうどうしたら良いのかわからなくなりませんか?
そんな時は、クライマックス法とアンチ・クライマックス法を使い分ければ大丈夫です!
クライマックス法は、プロセスや理由を説明し、最後に結論を伝えます。
アンチ・クライマックス法は反対に、先に結論を伝え、その後に理由やプロセスを説明します。

2.相手は何に興味を持っているかを見定めよ。

プロジェクトの推進担当者や現場に近い方に説明する場合はクライマックス法がいいでしょう。
一方、説明する時間が無い場合はもちろんですが、役員等の上層部にはプロセスや理由にさほど興味が無い方が多いですので、アンチ・クライマックス法を使って先に結論を伝えちゃいましょう。

3.PowerPointの“セクション”機能を用いて、臨機応変に対応せよ!

PowerPointでプレゼンする場合、“セクション”の機能を使って「理由」と「結論」を分けておきましょう。そして、クライマックス法もアンチ・クライマックス法どちらにも対応できるようにしておけば大丈夫です。

4.個人的にはアンチ・クライマックス法がお気に入りw

色んな人がプレゼンの場に参加する場合、アンチ・クライマックス法が良いでしょう(w
初めにエグゼクティブサマリとして「結果を端的な理由と併せて伝える」のも良いですが、
私の場合、「当社は今年度中に経費15%削減が可能という結論に至りました!!!」などと冒頭大きく(声も仕草も大きく)結論を伝えてしまいます。そうすると、例え上層部やせっかちな人でも「どうやって?理由は?」と食いついてきます。
要するに、結論の伝え方を工夫することで理由やプロセスに興味を持たせるようにすることで、聴衆全員をアンチ・クライマックス法に誘導しちゃいます。

あくまでも一個人の見解です(w

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です