アメリカの心理学者ケネス・ガーデンはとある実験を行いました。
男女を集め、明るい部屋と暗い部屋に6人ずつのグループに別れて入ってもらい、コミュニケーションの変化を監視しました。
すると、
明るい部屋では
・同性同士で固まりやすい。
・席移動はほとんどない。
・当たり障りのない会話。
・1メートルほどの距離を保ってのやりとり
一方、暗い部屋では
・話すことがなくなると席を移動し始める。
・異性同士のペアになりやすい。
・個人的な内容の親密な会話が多い。
・どんどん距離が近づき、触れ合うなどのスキンシップが行われる。
という結果となったようです。
この現象は、「暗闇による”不安”により誰かの近くに身を寄せたくなる」、「自分のルックスの欠点が隠れ、その秘匿性が開放感につながる」といった効果に繋がったと考えられています。
このガーデンの実験はいわゆる「暗闇効果」と呼ばれています(w
まあ、みなさんご存知の通り、Barで関係が深まるのはこの効果があるからですね♪
暗がりだといい雰囲気になりやすいことはみなさんご存知だと思いますが、このような(ある程度の)合理性でうたわれると、なお一層効果がありそうに感じますね(w